林檎の街で暮らしてます

日々のこと、ペットの犬やネコのこと、心おもむくまま綴ります

ドリームコンサート

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11月30日にドリームコンサート< NHK交響楽団メンバーによる弦楽の響き>を息子と聴きにいって参りました。

行こうと誘っても仕事が忙しいからと、もごもごと断る主人と違って、

うちの子は本当に二つ返事で付き合ってくれるので、こういう時とても便利。

プログラムは以下の通りでした。

 

前奏曲・主題と変奏             ロッシーニ

小さなワルツ                クーセヴィツキー

ヴォカリーズ(14の歌曲集より終曲)     ラフマニノフ

愛の喜び・愛の悲しみ・美しきロスマリン   クライスラー

タイスの瞑想曲(歌劇「タイス」より間奏曲) マスネ

チャルダッシュ               モンティ

ホルン五重奏曲 変ホ長調          ホフマイスター

ホルンと弦楽合奏のためのソナタより第2番  ケルビーニ

 

 

ホルンの日高剛氏の柔らかで伸びやかな音に心が暖かくなり、

コントラバスの本間達朗氏の響きは素直でじんわりと包み込むようで、

遠赤外線効果のある暖かな素晴らしい演奏でした。

 

いつも常々感じますが、その人の考え方、生き方が音に出てるなあと思います。

バレエダンサーの岩田守弘さんが、

舞台は怖い、その人のすべてが見え、丸裸になるから、

というようなお話をされていましたが、

私たちが、音楽なり、絵画なりに触れるとき、

表現者から受け取るものは、

彼らの辿ってきた人生の軌跡そのものであると思います。

 

息子もとても楽しかったそうで、

第一ヴァイオリンをつとめた村上和邦さんがとても良かった、

体の中からリズムが溢れて、波みたいに、ワルツみたいに僕まで来た、

と話しておりました。

確かに本当に素敵なヴァイオリンでした。

 

いい気分で、凍結した道路にキラキラと反射するイルミネーションを眺めながら帰宅しました。

 

ドアを開けたら、待ち構えていたイーゴ。

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 どこいってたにゃ。ゴハンにゃ。