林檎の街で暮らしてます

日々のこと、ペットの犬やネコのこと、心おもむくまま綴ります

花筏

数年ぶりに弘前さくらまつりに行って参りました。

よく言われますが、

混んでいるし、いざとなったら出掛けられるからと、

地元に住んでいると案外足が向かないものですね。

 

桜花爛漫を少し過ぎた後で、お堀には花筏が広がっていました。

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花は盛りを見るものかはと、兼好法師も書いておりますが、

美しく輝く前の淡いかすかな光や、

消え失せる際の残像により心が引かれます。

 

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桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ のちのかたみに     紀有朋

 

 

f:id:fuuni:20140502151217j:plain不来方(こずかた)の お城の草に 寝ころびて 空に吸はれし 十五の心    石川啄木

 

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 西堀にはボートが浮かび、うららかな津軽の春です。