林檎の街で暮らしてます

日々のこと、ペットの犬やネコのこと、心おもむくまま綴ります

ユンディ・リ 六ヶ所スワニー①

11月8日(日)、チケットが手に入ったので、息子と共に2時間かけて

六ヶ所村文化交流センターまで聴きに行って参りました。

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下北縦貫道路というものがあるのですね。

とても快適なドライブでした。

息子は六ヶ所村の大規模な太陽電池パネルと風力発電(本当に見渡す限り、一面)に、

すごいね、と感慨深げ。

 

原燃の施設に、これが日本のお荷物かぁと。

まぁ、そのお陰でチケットが安いんだけどね。

(全席5千円。上のポスターとの値段の違いが凄すぎる。)

そもそも、それがなかったらユンディ・リ来てないし。

あ、そうだ、ここ、フランス人も働いているらしいよ。

フランスも原子力の国だもんね。

など、とりとめもなく勝手な話をぼそぼそ二人で話しているうちに会場へ到着。

 

会場も村の施設としては、とても立派でした。

ピアノももちろんスタンウェイが入っています。

 

席は前方左。手元とペダリングが見えるし、

アイドル並みと評されるユンディのお顔立ちもよく見える

視覚的にはベストに近い席でした。

 

演目は、オールショパン

前半がバラード 第1番、2番、3番、4番

15分の休憩を挟んで

24の前奏曲

 

バラードはどうだったんでしょう。

休憩時後ろの席のマダム方は素晴らしいと絶賛しておりましたが、

何だか評価できないまま終了。(単に私に聴く耳がないだけでしょうが。)

 

後半24の前奏曲は、流石でした。

ダイナミックで都会的。

パティシエが上手にキャラメリゼした上質なアーモンドチョコレートのような

都会的な軽さとこくがある演奏。

 

とにかくピアニッシモが美しい。

またペダリングも流石の技術ですね。

結構長く踏んでいるように見えるのですが、切り替えが絶妙なのかにごらない。

ペダルと靴のぶつかる音が少し耳についたのですが、それは席が前だからかもしれません。ソフトペダルも上手く効果的に使っているのがよく分かりました。

 

個人的に雨だれは好きな曲ではないのですが、 ユンディの雨だれはとても素敵でした。

息子も自分はもっと情緒のある弾き方が好みだけれど、

やっぱりかっこいいピアノだよね。フォルテもズンとくるし、と感動したようです。

 

続きます。