知らなかった世界を覗いてみる
普段私は人の趣味に干渉もしない代わり、関心もないという感じで、
意識しないとあまり自分の興味のある範疇以外に手を伸ばそうとしないのですが、
昨日、自分が一生出会わなそうな分野の漫画を偶然読みました。
電子工作が趣味の女の子が主人公のお話。
私にとって秋葉原は、
筑波エクスプレスのターミナルステーションがある街でしかないのですが、
なるほどこういう人たちが集うわけだ…と。
「萌え」ばかり強調されて、ちょっと身を引いてしまうところがあったのですが、
秋葉原の本来の一面というか、本当に開眼でした。
それにしても、おたくと括られる「電子工作者」による作品の延長線上に、
普段私が当たり前に享受している、便利な電化製品があるのだなと思うと、
彼らって凄いんだなと感心してしまいました。
スティーブ・ジョブズも電子工作ではないですが、この部類の方ですよね。
偏見や無関心により、私は日々色々な事を見逃しているのだなと思います。
当然、水たまりは避けて歩く。
でも、小さい子供は勢いよく飛び込んで、水しぶきで大喜びしますね。
(最近の子供はおりこうさんが多いから、しないのかもしれませんが)
そこまでできなくても、覗いてみたら、
アメンボウがいるかも知れないし、
雨上がりの青空が映っているかもしれない。
知らなかった世界は、意外にも鮮やかな色彩を持っている。
固まっちゃいけない、とそんなことを思った漫画でした。