8月15日
もう日が変わってしまいましたが、終戦の日でしたね。
戦没者追悼式をラジオで聞きました。
沖縄や長崎やサイパンで見た光景。
浮ついていた旅行気分が一気に飛んでしまったのを覚えています。
祖母の兄は戦艦を魚雷で撃墜され、無我夢中で暗い海を数十キロ泳いだそうです。
頑張ろうと励まし合った仲間が次々と泳ぐのを諦めていくのが悲しかったと。
焦土に玉音放送が流れてから68年。
もはや平和であることを空気のように享受し、
手に持てない程の物に既に囲まれながら、それでももっとと目移りする私の生活。
平和であることを、幸せであることをもっと噛み締めて生きなくてはいけませんね。
なぜなら私たちは、志半ばで家族を思いながら亡くなっていった方々の
途切れることなく受け継がれてきた命であるのだから。
写真は北海道で出会ったキタキツネ。
キミには人間はどう映るのかな。